気持ちや行動の切り替えができない子ども、どう対応する?

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こんにちは、なぎさです!
 
 
今回の子育て相談は、「切り替えが難しい子ども」です。
 
 
「もっとやりたい!」と、泣きながら駄々をこねてしまったり、周りの人がいなくなってもマイペースに遊び続けていたり、、、
 
 
親として、1度は遭遇したことのあるシチュエーションではないでしょうか?
 
 
今回は、子どもが感情や行動を切り替えやすくなるアイディアを10個紹介します。
 
 
「切り替えの難しさ」に悩んでいる保護者の方はぜひ読んでみてください^^


行動の切り替えができません!

4歳の息子は切り替えが苦手です。公園などの楽しい場所に連れていくと、なかなか帰ろうとしてくれません。

最初はやさしく「帰るよ」と言っているのですが、何度言ってもきかないため、最終的には無理やり連れて帰ります。

そうすると、息子は怒って親を叩いたり、大きな声で泣きわめくので、こちらもつい感情的になってしまいます、、、。

なぎさ
ユキも「寝るよ」って言っても、なかなかおもちゃを片付けてくれないよね
ユキちゃん
だって、片付けたら寝ないといけないでしょ?まだ寝たくないんだもん、、、

切り替えやすい環境を整えましょう

子どもは時間の感覚もあいまいで、スケジュール通りに行動することは苦手です。「楽しいことをやめる」という自己コントロール力もまだ幼く、どうしても次の活動にうつりにくい面もあります。

子どもになじみやすい形でスケジュールを伝えておくと、スムーズに切り替えれることがあります。また、普段から少しずつ自己コントロール力を伸ばすように練習することも有効です。

予定の見通しを伝える・予告する

活動を始める前に、『今日の予定』や『これからすること』をあらかじめ伝えておきます。
 
 
そうすると、子どもも「これからの行動」を予想することができます。
 
 
「どのくらい遊ぶことができるのか」「次はどこに行くのか」がわかると、子どもも安心でき、スムーズに切り替えれることがあります。

目で見て理解しやすくする

お子さんは、耳で聞いたことを理解するのが得意ですか?
 
それとも、目で見たことを理解するのが得意ですか?
 
 
わたしは、聞いたことは覚えている方なんですが、目で見た情報はかなり忘れやすい方です。
 
 
対して旦那は、見たことは覚えているのですが、聞いたことは全然覚えてない!
 
 
このように、人によって、情報の処理の仕方にも「得意なこと」と「不得意なこと」があります。
 
 
子どもによっては、「口頭で伝えたこと」は忘れてしまいやすいけれど、「目で見て覚えること」は得意という場合もあるんですよね。
 
 
そのようなときは、文字や写真、イラストなどを使い、子どもが目で見てわかりやすいようにスケジュールを伝えると効果的です。

こんな感じ

これは、100均のホワイトボードに、幼稚園終了後の簡単なスケジュールを描いたものです。
 
 
このように、口頭の説明と文字・イラストを合わせると、一層スケジュールがわかりやすくなりますね!

「おしまい」の予告の合図はキリがいいときに

「もうすぐおしまいだよ〜」と予告の声かけをするタイミング。
 
 
子どもにスムーズな切り替えをしてもらうには、ここも重要なポイントの一つです。
 
 
大人だって、集中しているときに声をかけられると、なかなか切り替えにくいですよね。
 
 
 
 
たとえば、公園で遊んでいるとき。
 
 
「あと5分でおしまいよー」と声かけするならどちらのタイミングがいいと思いますか?
 
 

  1. 砂場で一生懸命遊んでいるとき
  2. ブランコに飽きて「次はどこで遊ぼうかな?」と考えているとき

 
 





やっぱり②ですよね^^
 
 
子供にこちらの声かけが入りやすいのは、「活動を始める前」「活動のキリがいいとき」のどちらかです。
 
 

なぎさ
このタイミングを見逃さず、「もうすぐおしまい」の声かけをしたいですね

キッチンタイマーをつかう

人に何かを強制されると、反抗したくなっちゃうときってありませんか?
 
 
「今やろうと思ってたのに!(お母さんに言われたからやる気なくなっちゃった!)」なんて、小学生からよく聞くセリフですよね^^
 
 
そんな感じで、小学生よりも小さい子どもも、親に終わりを告げられることで、反発しちゃうことがあります。
 
 
そんなときは、スマホの目覚まし時計などのアプリやキッチンタイマーなどをつかってみましょう。
 
 
「音が鳴れば終了」と子どもと約束しておけば、親が強制終了するよりも、すんなり受け入れられることがあります。

終了の時間、合図を一緒に決める

人に一方的に決められたことより、自分が決めたことの方がやっぱり取り組みやすいですよね。
 
 
子供に切り替えをさせる上で大事なのは、「納得してもらうこと」
 
 
そういう意味では、終了の合図を子どもと一緒に決めるのもいいかもしれません。
 
 
たとえば、活動をする前に、「〜時には終わろう」という約束を子どもと一緒に決めたり、タイマーの開始ボタンを子どもに押してもらうのもいいと思います。
 
 
「お片付けの音楽はどれにする?」など、片付けの音楽を決めるのも楽しいです。
 
 

なぎさ
学校は掃除の時間に音楽が鳴ってますよね。
言葉で分かりにくい子には、音楽が効果的な場合があります。

具体的に伝える

小さい頃は、相手の気持ちを推測するのが難しいです。
 
 
なので、大人は子どもに十分に伝えているつもりでも、子どもからすれば「何を求められているかわからない」ということもあります。
 
 
たとえば、公園から帰るときであれば、

  • 「帰るよ〜」
  • 「次は買い物に行くよ〜」
  • と声かけするのではなく、

  • 「帰るから、すべり台あと3回ね」
  • 「次は買い物に行くから、お片付けしようね」
  • など、より具体的に「何をしてほしいか」を伝えるようにしましょう。

    なぎさ
    「もうすぐ」「あと5分」「あと3回」など、数字に置きかえるだけでも具体的になります

    簡単なごほうび、楽しいことを用意する

    次にやる活動が嫌いだったり、苦手感がある場合は、なかなか行動を切り替えることができません。
     
     
    たとえば、お風呂が嫌いな子どもの場合。
     
     
    「お風呂に入るからおもちゃ片付けてー」と言われても、なかなか切り替えることができず、おもちゃの片付けをしないかもしれません。
     
     
    そんなときは、その後の活動に何か楽しいことを用意しておきます。
     
     
    たとえば、我が家では、娘がお風呂に気乗りしないときは、卵の空きケースやペットボトルなんかをお風呂場に持っていって、いつもとはちょっと違う遊びをしました。
     
     
    それでもだめなときは、シールを用意して、「お風呂入ったら、シールをはろうね」と伝えたり。

    (我が家では、アンパンマンシールを愛用)
     
     
    特別なごほうびや楽しみを用意しなくてもいいんです。
     
     
    公園からなかなか帰れないときは「おうちに帰ろう」じゃなくて「おうちに帰っておやつ食べよう」と言うとか。
     
     
    ちょっと言葉を工夫するだけでも十分です。
     
     

    なぎさ
    次の予定に少し楽しみなことがあれば、すんなり切り替えることもあります

    切り替えれたら褒める

    「少しでも切り替えれたら褒める」というのも大切なポイントです。
     
     
    たとえば、子どもが遊んでいるとき。
     
     
    「もうお片付けの時間だよ」という声かけを聞いて、最初は片付けていたけど、途中から遊んでしまっていることは多いですよね。
     
     
    そんなとき、親は

    なぎさ
    もう!片付けてって言ったのに!

    と、怒ってしまいがちです。
     
     
    そこをぐっと抑えて、

    なぎさ
    片付けようとしてたんだ!えらい!
    と声かけしてみます。
     
     
    すると、、、
    ユキちゃん
    うん(怒られると思ったのに褒められた、、、)
    と、子どもから反発が生まれません。
     
     
    そうすることで、次の
    なぎさ
    さ、またお片付けしよっか
    という指導が入りやすくなります。
     
     
    こっちの方が、子どももいい気持ちで片付けできますね。
     
     
    親は、子どもが望ましくない行動をしているときは、叱ったり、なだめたりして、子供の相手をします。
     
     
    その一方で、子どもが望ましいことをしているときは、つい放っておきがちですよね。
     
     
    望ましくない行動をしているときばかり注目していては、子どもは構ってほしいときに、望ましくない行動ばかりとってしまいます。
     
     
    きちんとできたとき、望ましい行動をしているときにこそ褒めて、その行動を定着させたいですね。

    安全を確保して待つ

    もうぐずってぐずって手をつけられないときは、子どもの安全を確保してから、好きなだけぐずらせるのもアリ。
     
     
    いつかは絶対落ち着くときがくるので、泣き声が弱まったり、子どもが落ち着いたタイミングで、「自分で泣きやめたね」「上手に切り替えたね」と声かけします。
     
     
    心理学的な対応というわけではないのですが、わたしは、子どもがぐずって泣き止まないとき、スマホのビデオでその様子を撮影しました。
     
     
    すると、何を撮影しているのか気になったようで、さらっと泣き止んで「見せてー」と言ってきたんです。
     
     
    本人にぐずっている動画を見せてあげると、爆笑。
     
     
    すぐに気持ちを切り替えてもらえて助かりました^^
     
     
    ビデオ撮影は、自分の姿を客観的に見れるからいいかもしれませんね。
     
     

    なぎさ
    たまには、こういう切り替え方でもいいかも

    時間があるときは子どもを満足させる

    こちらに時間があるときは、子どもが飽きるまで好きな活動をやらせてみるのもいいと思います。
     
     
    これで十分!と思うまで好きなことにうちこむ経験をすることで、子どもは心のゆとりができます。
     
     
    心のゆとりができれば、少ししか遊べないときも「今日は短い時間だったけど、またゆっくり遊べるときはある」と安心できるので、結果的に切り替えがよくなります。

    子供の気持ちを受け入れる、共感する

    「まだ遊びたい!」という子どもの気持ちを受け入れることも大切です。
     
     
    「まだ遊びたかったね〜。けど、今日はもう暗くなっちゃうから帰ろうね」
     
     
    このように、気持ちに「共感+理由」をつけるといいと思います。
     
     
    たとえば、子どもがおもちゃをほしがったとき。

    なぎさ
    え!これなに?すっごくおもしろそう!いいの見つけたね!(共感)

    と言っておもちゃを見にいきます。
     
     
    そうすると、子どもはすっごく得意げな顔をしてるんですよね。
     
     
    そこで、

    なぎさ
    今日はお金持ってきてないから(理由)、今度の誕生日に買おっかー

    と言うと

    ユキちゃん
    うん!
    と切り替えやすいです。
     
     
    最初から「ダメ!」と言ってしまうと、子どもも「なんで!絶対今日買う!」と意地になりやすいんですよね。
     
     
    子どもの気持ちになって、面白いものを見つけた喜びに共感することで、満足することもあると思います。

    小さな我慢の練習をする

    子どものうちは前頭葉という脳の場所の機能が未熟だと言われています。
     
     
    前頭葉の機能には、

    • 状況判断
    • 感情のコントロール
    • 計画を立てる
    • 自分に必要な情報に注意を向ける
    • etc…

    など、切り替えに大事な要素もいっぱい!
     
     
    普段から、ちょっとの間「待つ」という練習をさせたり、「怒りそうになったら深呼吸をする」と決めて練習することで、前頭葉を鍛えることができます。
     
     
    前頭葉は、一つの機能(ex.感情のコントロール)を鍛えることができれば、他の機能(状況判断、計画を立てる、etc…)も自然と鍛わっています。
     
     
    前頭葉を日頃から鍛えることで、いざというときに、切り替えがしやすくなります。

    交渉する力をつける

    自分の感情を「泣く」「ぐずる」など、周りが困った表現ではなく、適切な表現にするには、言葉での交渉力をつけていくことも必要です。
     
     
    「『あと3回だけしてもいい?』と言葉で聞いたらいいんだよ」など、言葉で交渉することを教えます。
     
     
    言葉での交渉が難しいときは、カードを用いるというのも有効です。

    この中から選んでもらう

    子どもが幼いうちは、交渉を言葉にできる力が弱いので、カードから選んでもらうことで、交渉の練習をすることができます。
     
     
    カードに慣れてきたら、だんだんと要求を言葉にする練習をしていくといいと思います。
     
     

    なぎさ
    少しずつ、ぐずりなどの不適切な表現を言葉にかえていく練習をしましょう

    さいごに

    最後までお読みいただきありがとうございました。
     
     
    なかなか切り替えをしてくれないときは、親としても「キー!」っとなっちゃいますよね。
     
     
    何か「やってみよう」と思うものがあれば取り入れていただけたらうれしいです^^

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    この記事を書いている人 - WRITER -


    臨床心理士、主婦キャリアプランナー、2児の母。「親もチャレンジしよう!」をコンセプトに、起業・子どもの発達・親のストレスマネジメントについての情報を更新。ジェンダーと知育にアツいです^^

    西 なぎさ