子供に響く叱り方!「宿題しなさい」と言わずに宿題をさせる方法とは?

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「宿題しなさい!」
小学生の保護者さんなら、よく言っているワード。しかし、このようにおきまりの言葉を使って、「ビシッ」と叱っていても、ぜんっぜん言うことを聞かない!と困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「今やろうと思ってたのに、やる気なくなったわ!」と反撃すされて余計にイライラしちゃってるかもしれません。

「宿題してないな」と思ったら「宿題しなさい」という言葉が出てくるのは当然です。しかし、頭の中にあることをそのまま言葉にしても、子供はなかなか言うことを聞いてくれません。

親の要求を効果的に伝えるためには、少しの工夫が必要。今回の記事では、「宿題しなさい!」の10倍効果的な叱り方のテクニックについて説明します!

子供を強制する叱り方をしていないか?

宿題しなさい!
これは子供を強制する叱り方です。でも、そもそも、私たち大人も強制されるのって全然好きじゃないと思います。

例えば、ショッピングに行っていて「この服を買ってください」と店員さんに直接言われても絶対にその服は買わないですよね?店員さんの目的は服を買わせることだけれども、その意図を直接お客さんに伝えることはありません。「お似合いですよ」や「今人気の商品ですよ」など一工夫した声かけを使うと思います。

そういう大人の中での常識を、育児になるとつい忘れがちになってしまいます。いけないいけない。そこで、ちょっと工夫してこんなセリフを言ってみます。

宿題しないと将来困るよ

どうだ?効果アリか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 

うるさい!俺の勝手やろ!

残念!

これらの叱り方にはなぜ効果がないのでしょう?

子供に響かない叱り方の共通点

「宿題しなさい!」や「宿題しないと将来困るよ」という伝え方に共通しているポイントは、「あなた」を主語にしているところです。これを「あなたメッセージ(You message)」と言います。それに対して「わたし」を主語にした伝え方「わたしメッセージ(I message)」と言います。

「宿題しなさい!」をわたしメッセージにすると

あなたが宿題しないと、授業についていけないんじゃないかと思うと、(わたしは)心配なのよ」
となります。
意識的に「わたし」を主語にすることで、柔らかい言い回しになります。強制というよりは、提案というニュアンスになりますので、「叱られている」という印象を受けず、子供も聞き入れやすくなります。

あなたメッセージとわたしメッセージを比べてみる

「歯磨きしなさい」

歯磨きしなかったら、虫歯ができて痛い思いをするんじゃないの?心配だな

「叩かないの!」

友達を叩いてあなたがみんなから嫌われたらお母さんは悲しいな

「テレビはもうおしまい!」

テレビばかり見ていると、あなたの目が悪くなっちゃうんじゃないかと心配だよ

道路に飛び出すなど、危ない場面のときは「あなたメッセージ」を使って「ビシッ」と指導することも必要です。一方で、危険を伴わない場面や子供と落ち着いて話すことのできる場面では、「わたしメッセージ」を用いた方が子供の心に届きやすいです。

普段から「あなたメッセージ」を使っているとここぞというときに効果がなくなってしまいます。TPOに合わせて、二つのメッセージを使い分けることでより効果的な叱り方ができるでしょう。

わたしメッセージを使って子供に響く叱り方を考える

わたしメッセージを効果的に使うには3つのポイントがあります!

  1. 行動子供の行動を(非難しないように)伝える
  2. 影響子供の行動が与える影響を具体的に伝える
  3. 感情その影響によってあなたがどんな気持ちになるのかを伝える

先ほどのわたしメッセージの表現を細かくみていきましょう!
 
「宿題しなさい」

  1. 行動:あなたが宿題しないと
  2. 影響:授業についていけないんじゃないかと思うと
  3. 感情:お母さんは心配なのよ

 
「歯磨きしなさい」

  1. 行動:歯磨きしなかったら
  2. 影響:虫歯ができて痛い思いをするんじゃないの?
  3. 感情:心配だな

 
「叩かないの!」

  1. 行動:友達を叩いて
  2. 影響:あなたがみんなから嫌われたら
  3. 感情:お母さんは悲しいな

 
「テレビはもうおしまい!」

  1. 行動:テレビばかり見ていると
  2. 影響:あなたの目が悪くなっちゃうんじゃないかと
  3. 感情:心配だよ

さいごに

「宿題をしてほしい」という要求は同じでも、少し言い方を変えるだけで子供の心に届きやすくなります。望ましい結果が出るなら、少しだけ表現を工夫して賢い叱り方をしたいですよね。こちらがイライラしているときに意識して「あなたメッセージ」から「わたしメッセージ」に変えることができると、こちらの気持ちを落ち着かせるという効果もあります。ぜひやってみてね!

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この記事を書いている人 - WRITER -


臨床心理士、主婦キャリアプランナー、2児の母。「親もチャレンジしよう!」をコンセプトに、起業・子どもの発達・親のストレスマネジメントについての情報を更新。ジェンダーと知育にアツいです^^

西 なぎさ

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