3歳までにプレゼントしよう!家庭にあるだけで発達がぐんぐん伸びるおもちゃ5選
- 0歳、1歳、2歳、3歳へのプレゼントを悩んでいる
- 発達に合ったおもちゃをプレゼントしたい
- おもちゃを選ぶポイントが知りたい
- 子供が飽きないおもちゃを選びたい
- 木製玩具、知育玩具が好き!
現在娘は2歳10ヶ月。これまでに購入したおもちゃはどれも使用頻度が高く、親としてもとても助かっているパートナーです。この記事をプレゼント選びのヒントにしてみてください!
1〜3歳までのおもちゃを選ぶときのポイント
主食のおもちゃは大人が選ぼう
おもちゃは食事に似ています。食事にも主食とおやつがあるように、おもちゃにも主食とおやつがあります。
おやつにあたるおもちゃは、見た目が派手で楽しいものやキャラクターや流行しているものなどです。
一方、主食にあたるおもちゃは、見た目はシンプルで子どもは振り向きにくいけれど、発達のベースになるものです。主食となるおもちゃからは心の栄養を補給することができます。
光ったり、音がなったり、簡単に動かせるおもちゃは、子どもが受け身になることも多く、遊び方も広がりにくいものがほとんどです。一方で、シンプルなおもちゃからは新しい発想が生まれます。また、主食的なおもちゃと長く付き合っていくことで、ものへの愛着が生まれます。
子どもが野菜よりお菓子を好むように、子供に「何が欲しい?」と自由におもちゃを選ばせるとおやつ的なおもちゃを選びがち。そのため、子供が幼いうちは栄養の基礎となるおもちゃは大人が選びましょう。
今使えて、長く楽しめるおもちゃを見極める
長く楽しめるおもちゃとは、シンプルなおもちゃです。ボールや積み木のように、遊び方が定まっておらず、こちらの働きかけによって無限に遊びが広げられるおもちゃ。
子供って、意外とシンプルなおもちゃも大好きです。娘が赤ちゃんの頃、かわいいおもちゃよりも、ただの紙やお手拭きの袋、コップ、棒、石などに興味を持っていました。それは第二子にも共通しています。
「特別なおもちゃなんかいらないんじゃないかな」なんて思ったものです。
でも、子どもは飽きっぽさもあるので、拾っては投げ、ポイっとしたまま放置することも。飽きてしまう原因の一つとして遊びの広がりにくさがあるのでしょう。
同じおもちゃでも、年齢が大きくなるにつれて役割が変わっていくようなおもちゃ。
同じものを増やしたり、別のおもちゃを買い足すことによって、遊びが広がっていくおもちゃ。
年齢が大きくなっても変わらずに遊び続けることのできるおもちゃを見極めていきましょう。
色がついているもの、白木のもの
おもちゃの色にはそれぞれ意味があります。色がついている方がいいものと色がついていない方がいいもの。しっかりと考えていきたいです。
代表的な例で言うと、白木の積木。個人的には、初めにプレゼントする積木は白木が基本だと考えています。幼い頃は床に積木を並べる見立て遊びなども楽しいです。
たとえばキリンを作りたいとき。赤や青の積木しか手元に残ってなければ、キリンを見立てることが難しいですよね。
白木の積木でつくったキリン。キリンに見えますよね?(必死)
白木の積木であれば、色彩に関係なく自由に見立てられるのです。想像力を引き出すという目的では、色がついていないおもちゃです。
一方で、色のついているおもちゃは子どもをワクワクさせます。積み木でつくったおうちやお城の装飾も楽しい。色彩に関する学びも深めることができますね。ブロックやプラステンをつかった色分けゲームなどをすると色に関する認識を高めていけます。
0歳から遊べる!トレインカースロープ
トレインカースロープとは?
ドイツハーデンベルク州の小さな村でつくられているBECK社のトレインカースロープ。1979年から30年以上つくり続けられている歴史あるおもちゃです。
コースの角度や長さ、車の大きさや重さなど、全て考え抜いてつくられています。この微細な職人技から生まれるスロープの速度が子供にとって安心感をもたらすとのこと。
高校受験を控えたお子さんも、勉強の合間にスロープに車を流していたことがあるという話を聞きました。うんうん、わかる。心地よい木の音とゆっくりとした車の動きを見ていると、大人のわたしにとっても心を安定させるような不思議な力があるように感じます。
わたしがトレインカースロープを知ったときは、すでに我が家にはコイデのコロコロシロフォンを導入した後でした。なので、現時点で我が家は購入には踏み切れていません。でも、やっぱほしい。
木製玩具が置いてあるおもちゃ屋さんに行くと、まっさきにオススメされるのがこのトレインカースロープ。本当におすすめです。
トレインカースロープの類似商品
シロフォン付玉の塔
トレインカースロープと同様、ころころと玉が道を転がっていくおもちゃのことをクーゲルバーンと言います。1985年生まれのクーゲルバーン(シロフォン付玉の塔)。こちらもBECK社の商品。
トレインカースロープよりも生まれははやいのですが、光を浴びたのはトレインカースロープのヒットより後のことです。シロフォン付玉の塔はビー玉がシロフォンを通過するたびに心地よい音色が響くすてきなおもちゃです。
正確に調律された鉄琴によって奏でられる音(ソファミレド)に癒されます。音にこだわりを持つのであれば、真っ先に選びたいのがシロフォン付玉の塔。
ただ、シロフォン付玉の塔のスロープはとても細いので、ビー玉しか通過できません。遊びの幅の広がりというとトレインカースロープに軍配があがります。
コイデのコロコロシロフォン
わたしも「娘にクーゲルバーンをプレゼントしたい!」と思いウンウン悩んだ親の一人です。そこで選んだのがコイデのコロコロシロフォン。安定の国産というのも好ポイント。
コロコロシロフォンを選んだ理由は、玉のサイズが絶対誤飲できないサイズ(シロフォン付玉の塔は対象年齢が3歳から)だということと、優しい木琴の音。玉を連続で転がしたって全くうるさくない。それどころか心地よい。
最近は、2歳の姉が玉をスロープに流して、0歳の弟がじぃっと見ているということが多いです。まだ2歳と0歳だけど、2人で一緒に遊んでいるのが微笑ましい。ビー玉やどんぐりなんかも流してみたいなぁ…。
1歳のプレゼントにおすすめなハンマートーイ
ハンマートーイとは?
フィンランドのユシラ社のおもちゃです。たたく遊びは1歳からの発達に欠かせない要素。初めはハンマーを握ることだえ難しいのですが、だんだんとハンマーをペグに当てることができてきます。「どうやったら、ペグが落ちるのかな?」と工夫しながら何度も叩くことで「目と手の協調」が伸び発達が促されていきます。
しかし、ハンマートーイを用意する真の目的は、別のところにあるのです!それは、こどものエネルギーを放出すること。家庭の中では、ハンマートーイがストレス発散の場所の一つとして機能します。
我が家の第一子はもうすぐ3歳です。「ハンマートーイはもう遅いかなあ、用意するとしたら下の子のためかな」なんて考えていたところ、おもちゃ屋さんの店主から「上のお子さんにこそ用意してください!」と勧められました。
叩いてもいい場所、エネルギーを発散できる場所をきちんと用意してあげることで、不適切な場所を叩くことを防ぐ効果があるのだそう。
確かに、下の子が生まれてからはわたしがうまく立ち回れないこともあり、上の子がイライラしているんだよな。
ハンマートーイは、大人が叩いても簡単にペグが落ちず、ほどよい固さがあります。もちろん、幼児は、MAXの力で叩くことができます。ストレス発散というのもうなずける。
下の子が生まれたばかりのご家庭には必須のおもちゃです!ぜひ検討してみてください。
ハンマートーイの類似商品
ノックアウトボール
こちらはスウェーデンのミッキィ社のノックアウトボールです。こちらはペグではなく玉を落とします。ハンマーだけでなく手で落とすことができるので、ノックアウトボールよりも低年齢から楽しむことができます。
家遊びには必須!白木の積木
子どもの遊びの基本は外遊びの砂場。しかし、外遊びの環境はだんだんと悪化しており、満足できる外遊びの機会は年々減っています。砂場遊びの代わりとなっているのが、積木遊び。
積木は、砂場と同じく、決まりがなく自由な表現ができるので、子供の意欲を引き出し、創造性を伸ばすことができるのです。数人で遊ぶこともできるので、3歳以降は協調性なども育てやすいです。
うちにも白木の積木があり、2歳9ヶ月時点で300個用意しています。
積木だけで言えば、童具館のWAKU-BLOCK45が一番のおすすめです。
しかし、年齢や価格、他のおもちゃとの組み合わせなど、積み木は本当に奥が深い。悩み出すとキリがありません。
それらを踏まえて、我が家が娘が1歳9ヶ月のときに揃えたのはセレクタ社のBLOCKSです。
積木悩んだ経緯は下記事にて。
ままごとキッチン
現在2歳9ヶ月の娘、めちゃくちゃ好きです、ままごと。ままごと遊は1歳の頃から初めて、1歳半の頃にままごとキッチンをプレゼント。そして2歳になってからもごっこ遊びはとどまることを知りません。
最近は、お店やさんごっこにハマりだしたので、直近のプレゼントはレジセットに。最初は具材を切るだけだったけれど、日々、広がりを見せています。
メルちゃんポポちゃんやしまじろうも総動員し、ご飯を食べさせるのもブームのよう。
ままごとキッチンの横にちょっとした棚と椅子を置けば、子供の居場所も完成。棚の上にハンマートーイやトレインカースロープを置けば、ママとけんかしたときのクールダウンにも。
大人でも、家庭の中でキッチンやソファや書斎など、自分の居場所をもっているもの。小さなうちは自室を与えることは少ないと思いますが、小さな自分の居場所を作ってあげることが必要です。
ままごとキッチンを中心に子供の安らげる居場所作りをしてあげるのもいいかもしれませんね。
ままごとキッチンは女の子というイメージがありますが、男の子にもとっても魅力的なもの。支援センターのままごとキッチンでは、男の子もバリバリ遊んでいるのを目にします。
3歳までにプレゼントしたい汽車レール
レールセットも3歳までには手に入れたいおもちゃの一つです。レールセットの導入で、積木の世界もぐんと広がります。
レールセットは男女で遊び方が少し変わるおもちゃでもあります。
女の子はレールをベースに積み木で街づくりをしたり、動物や人のミニチュアを置いてごっこ遊びを楽しむことが多いようです。
一方で、男の子はレールをどんどん繋げてコースを複雑にしていったり、電車を走らせて楽しむことが多いようです。
我が家では、娘の3歳の誕生日に導入しようと考えています。
おもちゃ屋さんをまわると、一番にオススメされるのがMICKIの汽車レールセット。レールのジョイント部分がプラスチックで付け替え可能であり、完全に固定されないので、低年齢の子供でもジョイントしやすいのだそう。
トンネルや踏切、橋などの拡張パーツは全て素材が木なので、あたたかさがあるし、見た目もかわいい。
でも、まだまだ悩んでいるわたし。
あと2ヶ月で決めマス!
さいごに
- トレインカースロープ
- ハンマートーイ
- 白木の積木
- ままごとキッチン
- 汽車レール
以上が、3歳までに揃えたい5大プレゼントです。これまでに、おもちゃ屋さんでおすすめされたものを中心に、発達心理の観点もふまえつつ紹介しました。
どれも持っていない場合や予算を抑えたい場合は、まずは白木の積木から揃えるのがおすすめです。0歳くらいの年齢だとトレインカースロープでも○。
わたしも、娘の3歳の誕生日までに汽車レールを選び抜いてきます!おもちゃ選びは楽しい!