2017年グッドトイに選定!カードゲーム『レシピ』の遊び方は?種類や拡張性は?
今回は、我が家の4歳長女が、一番ハマっているカードゲーム『レシピ』を紹介します!
にぎやかなピンクのパッケージのレシピ!
一見女の子向けの商品っぽいですが、『レシピ』という名の通り「料理」をベースにつくられたゲームなので、男の子にも人気です!
今回の記事では、
- レシピのおすすめポイント
- レシピで伸びる力とは?
- レシピの種類と拡張性
- レシピのルール
- 低年齢でも遊べる遊び方
子どもに大人気のカードゲーム『レシピ』とは?
レシピは、具材カードを集めて、料理を完成させるカードゲームです。
2014年にホッパーエンターテイメント社から発売され、2017年には、認定NPO法人芸術と遊び創造協会のグッドトイに選出!
カレーや肉じゃがなど、一般家庭のメニューがカードになっています。
「メニューをつくるために、6つの具材カードを一番はじめに揃えた人が勝ち!」というシンプルなルールのゲームです。
カラフルでワクワクする色使い!子どもも「やりたい!」と目を輝かせてくれます!
なぎさ
カードゲーム『レシピ』の概要について
対象年齢と難易度は?
対象年齢は4歳から。
ルールを簡単にしたり、大人とペアを組むことによって、年少さんぐらいから遊ぶことができるかもしれません。
ルールは「見本カードに書いてあるアイテムを集める」というシンプルなものですが、ルールに慣れる必要があるので、就学前のお子さんには、最初はゆっくりと説明する必要があります。
大人にとっては、難易度は低く、「つき合って遊んであげるゲーム」です。
プレイ人数は?
2〜4人。
2人でも楽しく遊べるゲームなので、我が家では、わたしか夫のどちらかが手の空いたときに、4歳の娘と対戦しています。下の子たちが先に寝てくれたときに、3人で対戦するのも楽しい!
どんな要素のゲーム?
カードがめくられる順番が勝敗にかかわってくるので、運の要素も大きいゲームです。しかし、推理力により、「どの手札を捨てるのか」をある程度コントロールできるので、戦略によって勝敗が変わってきます。
対象年齢 | 4歳〜 |
人数 | 2〜4人 |
所要時間 | 5分程度 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
ゲーム性 | 運の要素も大きいが、戦略的に遊べる |
レシピの種類と拡張性
人気のレシピは4種類!全て混ぜて使うことができます。
それぞれのレシピは、8種類しかメニューカードがありません。
メニューに飽きてきたときなど、拡張してみてもおもしろそうですね!
なぎさ
レシピ
基本のレシピです。肉じゃが、カレー、チーズハンバーグなど、親しみやすいメニューがそろっています。
ワールドレシピ
外国の料理編!マルゲリータ、パエリア、ボルシチなど、外国に興味をもつきっかけになる料理が8種類そろえられています…!
ゲームをきっかけに、家庭で作ったり、外食したりしてみると楽しそうですね!
なぎさ
わしょくレシピ
日本の料理編!すきやき、ちらし寿司、豚汁など、8種類の日本の料理がそろえられています。
みんなのレシピ
「こんな具材がほしい!」というユーザーの声からつくられた『みんなのレシピ』。何がランクインしているのか気になりますね…!
他にも新しい種類が発売中!
『おきなわレシピ』や『かなざわレシピ』など、個性的な『レシピ』も登場しています!
自分でメニューを描ける究極の『オリジナルレシピ』も新たに発売されたので、よりカスタマイズ性があって楽しいですね!
カードゲーム『レシピ』では、どんな力が伸びる?
カードゲーム『レシピ』で、どんな力が伸びるのでしょうか?発達的な視点から少し考えてみましょう!
- 料理や食材への興味が出てくる
- 推理する力・記憶力が鍛えられる
- 視覚注意力がつく
1)料理や食材への興味が出てくる
カードに描かれた具材がかわいらしく、料理や食材に興味を持つきっかけにつながります。
また、普段自分が食べているメニューがそのままカードとして登場するので、「どんな具でできているのかな?」と考えることができたり、知識として定着できると思います。
普段の食事の中でも「今日のカレーは何が入ってる?」など、『レシピ』が会話のきっかけになると、楽しいです!
「料理をしてみたい!」という意欲が出てくるかもしれませんね!
なぎさ
2)推理する力・記憶力が鍛えられる
『レシピ』では、推理力や記憶力も試されます。
レシピは、「対戦相手の捨て札が公開される」というルールなので、相手の捨て札を見ながら、相手のメニューを推理することができます。
また、相手の捨て札をもらうこともできるので、相手が「何をもらったか」を覚えておくことで、相手のメニューがわかることもあります。
3)視覚注意力がつく
『レシピ』は、視覚的注意力が必要なゲームです。
自分が「今、何のカードをもっているか」「いるカード何か?いらないカードは何か?」など、細かく手札を観察しておかなければなりません。
また、『たまねぎ』のように、いろんな料理に使われるため、数枚用意されているカードもある一方で、『カレールー』のように1枚しかないカードもあります。
そのため、自分のメニューがカレーだった場合は、『カレールー』が場に捨てられたらすぐにそのカードをもらわなければ、メニューがそろいません。
自分の持っているカードを見ているだけでは勝てないため、手札と捨て札との視点の切り替えも必要になってきます。
具材カードを1枚見逃してしまっただけでも、勝利することができなくなる場合があるので、場に捨てられたカードをきちんと見ておく必要がありあます。
なぎさ
レシピのルールと遊び方
レシピの遊び方について簡単に説明します。
まず、下の写真のように、メンバーそれぞれがメニューカードを1枚引きます。その後、具材カードを6ずつ配ります。
実際は、対戦相手のメニューも持っている具材もわかりません。下の写真のように、自分の手持ちカードのみがわかっている状態です。
これから、『チーズハンバーグ』の具材を揃えることになります。
手持ちの具材カードはこんな感じ。
チーズハンバーグの『たまねぎ』と『たまご』が揃っていることがわかります。
実際の場面では、そろった具材は、相手に見えないように、手札を全てキッチンカウンターの上に並べていきます。
自分のターンがくると、山札から1枚ひきます。『ケチャップ』は、チーズハンバーグには必要のない具材なので、捨てます。
次の自分のターンで、スライスチーズがきました!
『スライスチーズ』は、チーズハンバーグに必要な素材なので、キッチンカウンターに並べ、手札の中でいらないものを捨てます。
誰かが自分のメニューに必要な具材を捨てたら…
レシピ!!!
と言い、具材カードをもらって、手札の中からいらない具材を1枚捨てます。
メニューに必要なカードが4枚そろいました。いち早くデミグラスソースとパン粉をそろえたいところ…
このように、メニューが完成したら、チーズハンバーグの出来上がり!一番はじめに具材をそろえた人の勝利です!
低年齢でも楽しめる遊び方
普通は、こんな風に手札をふせたままゲームを続けます。
具材カードをふせることによって、相手が何の具材を持っているかわからくなるため、「何を捨てたときに『レシピ』と言ったか」、「何の具材を捨てたか」などを覚えていることで、相手のメニューを推理することを楽しめます。
しかし、低年齢の場合は、自分のメニューのみ秘密にして、具材カードを公開してみると、より難易度の低い状態で遊べます。
具材カードを公開すれば、相手が揃えている具材を見れるので、相手のメニューを推測する手がかりが増えて、難易度が下がります。
また、お子さんの手札が公開されていることによって、お子さん自身が何のメニューを揃えているかがわかるので、お子さんが捨て札を見過ごしてしまったときに、さらっとアドバイスをすることができます。
レシピのおすすめポイント
さいごに、レシピのおすすめポイントをまとめます!
- 就学前のお子さんでも、簡単な戦略をつかって楽しめる
- ゲーム時間が5分程度で気軽に楽しめる
- パッケージが小さいので、おでかけにも最適
- 料理や具材への興味のきっかけになる
- 視覚注意力を伸ばす
お子さんがワクワクするようなにぎやかなデザインで、食卓をかこみながらワイワイ楽しむことができます!ぜひぜひ遊んでみてください!