もう疲れた!心理士が教える子育てのイライラ・モヤモヤの解消法
子育てをしてると、今まで感じたことのない「ものすっっっごいイライラ」がこみあげてくることがありますよね。
「子供を叱りたくないのに!」
「旦那に文句を言いたくないのに!」
「イライラがコントロールできない!」
「もう限界!!!」
こんな風に思っていた3年前のわたし。
今は、自分のやりたいことを見つけて、少しずつ自分を満たすことができています。
どうしようもない子育て中のイライラからも、少しだけ解放されました。
もし、今も子育て中のイライラに支配されているなら、ぜひ読んでみてほしい記事です^^
子育てのイライラ・モヤモヤの原因
わたしが、子育てにイライラ・モヤモヤしていた原因。
それは、
- ママの仕事量が多すぎる!
- 自分が主役になる時間がない!
仕事量が多すぎるのに進まない
まじでこれです。
最近になって、
わたしにとって「ママの1日の仕事量」って多すぎるんじゃないか?
なぎさ
もうね、やることが多すぎてわたしのキャパを完全に超えています。
家事育児って、授乳、オムツ替え、洗濯、片付け、掃除、、、一つ一つは単純な仕事で、難しい作業ではないんですよ。
だから、「このくらいできるやろ、普通」って思ってたんです。
二人目育児でついに限界が見えた
子供が二人になってから、洗濯物も、料理も、ぐずり対応も、、、知らず知らずのうちに家事育児の手間がめっちゃ増えてました。
もうお手上げ。
家事に関しては、思うように進まないどころか、、、
自由に家の中を歩くことすら困難。
どこからとなく現れるうちのもぐらたち。
泣く、こぼす、危ないことをする。
あらゆる手段をつかって仕事を妨げてきます。
家事に終わりがない
基本的に、家事はマイナスを0にしていく仕事。
「できていないこと」は見えやすいけど、達成したことは見えにくい。
散らかった部屋、終わっていない洗濯、たまった食器、、、。
それを見て、「なんでこんな簡単なこともできないんだ〜」と日々落ち込んでしまう。
けどね、もうそろそろ気づいてもいい頃。
こんな膨大なタスクは「一人でこなせるわけがない」。
まれに、こなせる人もいるかもしれないけど、
それは、家事育児業界で東大級の能力をもった一部の人だけじゃないの?
なぎさ
目標設定が間違っているのに、「できない自分はだめだ」と責めてしまうのってなんだかもったいない。
「自分で1から10まで家事育児をこなす」という目標設定に無理があるのかも!
そう気づいたら、日々の心持ちも対策もガラッと変わってきます。
家事育児のタスクの多さは、みんながうすうす気づいているけれども、現実には軽視しがちなところ。
「このくらいできるはず」と思う認識と現実とのズレをなくしていきましょう!
自分が主役になる時間がない
子供が生まれると、自分を主役にした時間が圧倒的に少なくなります。
基本的に他人の時間軸での生活。
トイレさえ自由に行けないこともあります。
だから、親たちは「自分をケアすること」をつい忘れてしまう。
言ってしまえば、そういう自己犠牲が未だに日本の美徳みたいなところもある。
外を歩いても、主役は子供。
自分はその「保護者」という立ち位置で見られることがほとんどで、なんだか窮屈。
わたしは、子育て支援センターでの会話がを「つまらない」と感じることが多くなっていました。
まずは、「何ヶ月ですか?」から始まり、
- 夜泣きについて
- 寝返りやハイハイについて
- 旦那さんの育児参加について
目の前の相手がかわると、また0から同じ会話が繰り広げられます。
わたしも目の前に赤ちゃんがいれば、「何ヶ月ですか?」と絶対聞いてしまうし。
特に乳児期には、どうして泣くのか、何を食べさせればいいのか、何が危険かも全くわからずに子供の情報ばかり取り入れています。
そんなこんなで、自分に全く意識がいってないので、自分のケアをすることを忘れてしまいます。
毎日疲労が少しずつ積み重なり、ストレス源がなんなのかもわからなくなる。
ただ漠然とイライラとモヤモヤが自分を支配し、心のタンクがいっぱいになって、余裕がなくなっていくんです。
そうして、子供がちょっとくずったり、食べ物をこぼしただけで、タンクの中から感情があふれだし、怒鳴ってしまうことだってあります。
子育てのイライラ・モヤモヤを解消するためのステップ
わたしが考える子育てのイライラ・モヤモヤを解消するためのステップは次の3ステップです。
- 自分の負担を軽くする
- 自分の時間をつくる
- 自分を主役にする時間をもつ
自分の負担を軽くする
まずは、自分の負担を軽くすること。
これは、「自分の抱えている仕事量が多すぎる」ということにちゃんと気づいて、負担を減らす対策を考える!ということ。
小さなことでもOKをだす
わたしたちは1日にいろんな家事をこなそうとしすぎている。
洗濯、皿洗い、片付け、掃除機、お風呂掃除、料理、、、。
これら「当たり前の家事」と呼ばれているものを終わらせないと、1日の終わりに後悔が残ってしまう人もいるのではないでしょうか?
わたしも最近までそのタイプで、「今日は洗濯ができなかった、、、」なんて後悔とともにと眠りにつくこともありました。
ただでさえ目に見えにくい家事の成果。
自分に「よくやった」といってあげることがほんとうに大事。
1日に一つのタスクができたら自分を褒めよう!
なぎさ
ハードルを下げる
「今日は洗濯さえできればOK。」
「クリーニングさえ行ければOK。」
「掃除機さえかければOK。」
「子供と遊んであげればOK。」
こんな風に圧倒的にハードルを下げるのもポイント。
- 今日は片付けができなかった→部屋は散らかってるけど、洗濯物はできた
- 家事が何もできなかった→こどものために絵本を読んだり、遊んであげたりした
- 一日中だらだら過ごしてしまった→しっかり自分を休める時間を持てた
小さなことを褒めることで心身がいい循環に!
小さなことでも「よくやった」を自分にだしていると、「アドレナリン」「ドーパミン」という脳内物質が分泌されます。
これらの脳内物質がでると、脳の働きを活性化して、さらにやる気がでてきます。
そうすれば、また何かを頑張れる。
いい循環になるんですね。
「小さなことで自分にOKなんて出したら、自分をどんどん甘やかすことになる!」という人もいます。
でも、わたしは、
それで人間がダメになるわけではないし、自分を甘やかしたっていいじゃないか!
なぎさ
自分を甘やかすというのもスキルの一つだし、小さなことで自分にokを出すのは意外と難しいんだよ、とも伝えたい。
寝る前や落ち着いた時に「今日はあれができたので、よく頑張ったな」とできたことに目を向けるトレーニングをしてみましょう。
自分にokをだせるようになれば、旦那や子供にも小さなことでokをだせるようになります。
アウトソーシングする
共働きで「どうしても」っていうギリギリの状況でないかぎり、できるだけ自分でタスクをこなそうとしてしまう人は多いです。
でも、お母さんが自分の時間をつくって自分をケアすることは、家族のためにもとっても大事なこと。
確かに、アウトソーシングの手続きって結構面倒くさいし、金銭的にも負担が大きい。
外注でなく、貴重な休みの日に子供を旦那に任せれば、文句を言われるかもしれないし。
でも、そのハードルを乗り越えてでも、自分をケアする時間ってめちゃめちゃ大切だと思う!
たとえ、誰かにめちゃくちゃ文句を言われても、衝突をしても、金銭的に余裕がなくても。
自分を主役にする時間をもつ
女性はたくさんの役割をもっています。
母、妻、嫁、、、これは人生の時期によって変化するものです。
役割は「わたし」をつくる大事な要素だけど、「役割=わたし」ではない。
自分を満たすには、「役割」ではなく、「わたし自身」の気持ちに気づき、その気持ちに応えてあげることが必要だと思います。
- 自分は何がすきなのか?
- 自分は何がやりたいのか?
実際には、これを探すのも難しいんですよね。
でも、自分の気持ちに気づいて、それに応えることができれば、きっと自分は満たされるはず。
人は、気持ちが満たされると余裕ができます。
結果的にイライラすることも少なくなって、家族もうまくいくのだと思います^^
まずは手始めに、子供が寝た時家事をするのをやめて自分のやりたいことをしてみよう。
なぎさ
おすすめは情報発信
おすすめは、ブログやSNSなど、インターネット上で活動すること。
自分が知っていることや学んだこと、考えたことを発信していると、それに共感してくれる人とつながることができます。
わたしはブログをやっているんだけど、そこからちょっとだけ収益も得られているし、起業だってしちゃった!
何より、「わたし」を軸にして話すことができることが楽しい。
子育て期は、どうしても子供を軸に他の人とつながることが多くなってしまうから、自分を主役にしてつながっていることが本当にうれしいんですよね^^
さいごに
育児中って、イライラ・モヤモヤしちゃいますが、これは仕方ない部分もあります。
負担を減らしたって、自分の時間を楽しんだって、イライラするときはするもん!!!
でも、「自分を主役」にして他の人とつながりをもつことで、自分が満たされることは確かだと思う。
それでイライラやモヤモヤが軽くなる人は多いんじゃないかな。
そのために、「自分が無理しすぎてないか?」「負担が多すぎないか?」を常識にとらわれずにチェックしてみるのも大事。
少しでも「自分が主役」の時間を取り戻して、イライラやモヤモヤが晴れますように^^
それでは!