知育玩具とボードゲーム、子供の発達について更新します。

Twitterを燃やしているのは、わたしではなくあなただと思う

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
0歳児、2歳児、4歳児の3児の母。臨床心理士とWebコンサルタントの2足のわらじ。「自然に学べる環境づくり」について勉強中。教育・発達・おもちゃ分野でのWeb集客やライティングのお仕事をお受けしています。
詳しいプロフィールはこちら

先日、
 


 
というツイートをしたのですが、これが初めて炎上しました。
 
 
 
 
この発言には賛否両論あって、たくさん勉強させていただいたきました。
 
 
 
 
でもでも、今回はこのツイートの是非に関しては置いておいて、初めての炎上について思ったことを書きたいと思います!
 
 
 
 

ツイートしたことを後悔したときもあったけど

 
このツイートをして、暴力的・批判的なコメントがたくさん寄せられたときは、
 
 
 
 
「なんてツイートをしてしまったんだ。」
 
 
「わたしと同じ意見を持っている方の心まで傷つけてしまうんじゃないのか。」
 
 
「人を不快な気分にさせてしまっただけじゃないのか。」
 
 
 
 
と、後悔の念にかられ、2日間寝込みました(しかし実際には、子育ても仕事もあるので、精神的に寝込みました)。
 
 
でも、その後、「特に反省する必要はないかも」という結論で完全復活!
 
 
 
 
そもそも、暴力的な発言をしてきた方々のタイムラインを見てみると、わたし以外の方にも攻撃的な発言や誹謗、中傷をしていました。
 
 
 
 
それを見るまでは、
 
 
「わたしの文章がヘタクソだったからだ」とか
 
 
「難しいテーマを140字で気軽に扱ってしまったからだ」
 
 
という反省が頭をよぎっていたんですが、
 
 
 
 
そういう状況を見てからは、わたしの反省って、かなり的外れだったなぁと感じました。
 
 
 
 
ツイートが炎上したのは、
 
 
わたしの発言が原因ではなく、
 
 
暴力的なコメントを送ってくる方々の「心の中に潜む問題」が原因だと気付いたからです。

 
 
 
 
そういった方々は、大きなストレスや「誰かを攻撃したい」という欲を普段から抱えていて、たまたまわたしのツイートを見て、今まで溜めていたドロドロを吐き出しただけだったんですね。
 
 
 
 
 

炎上っていじめに似てる

 
わりとMな性格なので、批判的なリプライや引用リツイートをつらつら眺めていたけど、「炎上っていじめに似ているな」と思いました。
 
 
 
 
これまで、仕事でも、いじめについて扱ってきたけど、「いじめは、いじめる側に100パーセント問題がある」と思っています。
 
 
たとえ、いじめる相手が
 
 
どんなに自分の気持ちを言葉にすることが下手でも
 
 
オドオドしていても
 
 
空気が読めなくても
 
 
成績が悪くても
 
 
ヨレヨレの服を着ていても
 
 
 
 
そんなのは、本当の意味でのいじめる原因にはなっていない。
 
 
いじめる側がもっともらしくそんな理由を言っても、それは表面的な言い訳にすぎません。
 
 
 
 
たとえ、いじめられる側が
 
 
どんなに自分の気持ちを上手に伝えることができても
 
 
気が強くても
 
 
空気を読むのが上手くても
 
 
成績がよくても
 
 
綺麗な服を着ていても
 
 
いじめる側の「攻撃したい気持ち」がなくらない限り、何かのきっかけでいじめられるときはあります。
 
 
 
 
深刻ないじめが起きるときはいつも、「問題は、いじめる人の心の中にある」
 
 
 
 
だからこそ、教育機関では、いじめられる側のケアと同じくらい、いじめる側のケアが大事だと考えられています。
 
 
 
 
日本の教育機関はまだまだだけど、いじめる側の心の問題に配慮してくれる教師や専門職だって、たくさんいます。
 
 
 
 
でも、社会に出ると、まずそんな配慮はない。
 
 
攻撃される側もケアされることは少ないけど、攻撃する側はもっともっとケアされない。
 
 
大抵の場合、当たり障りなく遠巻きにされて終わりです。
 
 
 

自分の傷つきに気づいてケアできるのは自分しかいない

 
だから、大人は、自分で心の問題に気づいて自分をケアすることが必要なんじゃない?と思います。
 
 
 
 
ツイッターの匿名性を利用して、誰かを攻撃しそうになったときもそう。
 
 
 
 
「お前、頭おかしいだろw」と、フリックしてツイートボタンを押す前に、一呼吸置いて、「あ、自分疲れてる」「ストレス溜まってる」「傷ついてる」とか、そういうことにもっと気づけたらいいのに。
 
 
 
 
そして、あったかいお風呂に入ったり、美味しいものいっぱい食べたり、十分睡眠をとって、
 
 
余裕が出てきたら、放置している嫌なことについてちょっと考えを巡らせたりできたらいいのに。
 
 
 
 
そんなことせずに、そのままツイートボタンを押す方が、何十倍も簡単ですけどね。
 
 
 
 
誰かを批判してスッキリできたらいいけど、残念ながら人の脳はそんな構造になってない。
 
 
どちらかと言うと、誰かに嫌な言葉を送るほど、自分の中にドロドロが溜まっていく構造になっていると思います。
 
 
 
 
それって自分で自分の首を絞めてないですか?
 
 
 
 
だからこそ、誰かに暴力的な発言をしそうになったら、ちょっと休憩して、自分の心と向き合った方がいいと思うんですけどね。
 
 
なかなかね。
 
 
難しいもんね。
 
 
 
 
難しいけど、やっとのことで自分の傷つきに目を向けることができたら、休憩したり環境を変えることが必要なんじゃないかな。
 
 
今すぐには「何も変わらない」と感じるかもしれないけど、自分の心を意識をするだけで、1ヶ月後にはすごく楽になっていると思う。多分。
 
 
 
 
そういう人が増えたらいいな、と思う。
 
 
 
 
おしまい。

この記事を書いている人 - WRITER -
0歳児、2歳児、4歳児の3児の母。臨床心理士とWebコンサルタントの2足のわらじ。「自然に学べる環境づくり」について勉強中。教育・発達・おもちゃ分野でのWeb集客やライティングのお仕事をお受けしています。
詳しいプロフィールはこちら