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積み木を買うなら『基尺』を知ろう!1歳半の娘に4cm基尺の積み木を選んだ理由

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0歳児、2歳児、4歳児の3児の母。臨床心理士とWebコンサルタントの2足のわらじ。「自然に学べる環境づくり」について勉強中。教育・発達・おもちゃ分野でのWeb集客やライティングのお仕事をお受けしています。
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こちらの記事はこんなあなたにピッタリ

  • 子供へのプレゼントに積み木を考えている
  • どんな基準で積み木を選んだらいいかわからない
  • 発達に合った積み木を選びたい
  • 積み木の基尺について知りたい
  • 知育玩具が好き!

 

積み木を選ぶ基準として、意外と知られていないのが『基尺(きじゃく)』

年齢や発達に適した基尺を知ることで、お子さんに最適な積み木を選ぶことができるんです!

今回の記事では、積み木の『基尺』についての説明と、積み木選び方についてご紹介します!

 

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積み木の『基尺』ってなに?

 

積み木の基尺とは、積み木の「基本となる寸法」のことです。

つまり、その積み木セットの最も小さい立方体の1辺の長さが基尺となります。

 

たとえば、これは我が家が持っている積み木の一番小さい立方体。

 

1辺が4cm

 

我が家の積み木セットは、一番小さい立方体が4cmなので、基尺は4cmということになります。

基尺がきちんと考慮されている精度の高い積み木は、そうでない積み木に比べて、断然スムーズに楽しく遊べます。

 

気持ちいいほどピッタリ!

 

基尺が揃っている積み木は、デタラメに積んでも高さが揃いやすく、大きな作品がつくりやすいというメリットがあります。

逆に、基尺が違っていると高さが揃いにくいので、スムーズに遊べず、癇癪の原因になってしまうことも。

 

大きくなってからは、基尺がちがう積み木も数学的な思考力がついて面白いのですが、小さいうちは楽しく遊べるように基尺をそろえておきたいですね^^

 

子供の年齢と発達に合わせた積み木の基尺って?

 

積み木の基尺と年齢の目安について表にしてみました!参考にしてみてください!

基尺 2.5cm 3cm 3.3cm
対象年齢 小学生〜 4歳〜 3歳〜
コメント テーブルの上で、緻密な作品作りに○大人でも十分楽しめる。
幼児はまだ手先の器用さが追いつかない。
積み木に慣れてきた頃に扱いたい。
床よりテーブルで遊ぶのに向いているサイズ感。
手先が器用になってきた子供に最適。2歳児には少し小さい。
3歳くらいから扱えるサイズ感。
商品
  • アンカー積木
    (アンカー社)
  • キュービックス
    (ネフ社)
  • セラ(ネフ社)
  • アングーラ
    (ネフ社)
  • キーナーモザイク
    (ネフ社)
  • WAKU-BLOCK
    (童具館)
  • つみコレ
    (エド・インター社)
  • だいわ
  • フレーベル
    (デュシマ社)
  • ウールレンガ積み木ベーシック
    (デュシマ社)
  • BRIO
基尺 4cm 4.5cm 5cm
対象年齢 2歳〜 1歳〜 1歳〜
コメント 2歳児でも上手に積むことができる。
小学校高学年まで楽しめそうなサイズ感。
乳幼児におすすめのサイズ。
小学生でも楽しめそうなサイズ感。
1歳児が握る、2歳児が積むのに最適な大きさ。
初めて店舗で見たとき、わたしは「あ、大きい」と感じた。
商品
  • アルビスブラン
  • 小さな大工さん
  • ベビーキューブ
    (ジーナ社)
  • BLOCKS(セレクタ社・HABA社)
  • だいわ
  • ムルティポ
    (ジーナ社)
  • にじのキューブ
    (グリムス社)
  • ベビー積み木
    (ジーナ社)
  • 小さな大工さん
  • ボーネルンド
  • WAKU-BLOCK
    (童具館)
  • 小さな大工さん
  • ネフスピール
    (ネフ社)
  • リグノ
    (ネフ社)
基尺 2.5cm
対象年齢 小学生〜
コメント テーブルの上で、
緻密な作品作りに○
大人でも十分楽しめる。
幼児はまだ手先の器用さが
追いつかない。
商品
  • アンカー積木(アンカー社)
  • キュービックス(ネフ社)
  • セラ(ネフ社)
  • アングーラ(ネフ社)
  • キーナーモザイク(ネフ社)

 

基尺 3cm
対象年齢 4歳〜
コメント 積み木に慣れてきた頃に
扱いたい。
床よりテーブルで遊ぶのに
向いているサイズ感。
商品
  • WAKU-BLOCK(童具館)
  • つみコレ
    (エド・インター社)
  • だいわ

 

基尺 3.3cm
対象年齢 3歳〜
コメント 手先が器用になってきた
子供に最適。
2歳児には少し小さい。
3歳くらいから扱える
サイズ感。
商品
  • フレーベル(デュシマ社)
  • ウールレンガ積み木
    ベーシック(デュシマ社)
  • BRIO

 

基尺 4cm
対象年齢 2歳〜
コメント 2歳児でも
上手に積むことができる。
小学校高学年まで
楽しめそうなサイズ感。
商品
  • アルビスブラン
  • 小さな大工さん
  • ベビーキューブ(ジーナ社)
  • BLOCKS
    (セレクタ社・HABA社)
  • だいわ
  • ムルティポ(ジーナ社)
  • にじのキューブ
    (グリムス社)
  • ベビー積み木(ジーナ社)

 

基尺 4.5cm
対象年齢 1歳〜
コメント 乳幼児におすすめのサイズ。
小学生でも楽しめそうな
サイズ感。
商品
  • 小さな大工さん
  • ボーネルンド
  • WAKU-BLOCK(童具館)

 

基尺 5cm
対象年齢 1歳〜
コメント 1歳児が握る、
2歳児が積むのに最適な大きさ。
初めて店舗で見たとき、
わたしは「あ、大きい」と感じた。
商品
  • 小さな大工さん
  • ネフスピール(ネフ社)
  • リグノ(ネフ社)

 

基本的には、小さい基尺ほど上級者向け。

年齢が低いうちは、大きな基尺のものが扱いやすいです。

 

積み木の基尺を選ぶ基準

 

わたしが考えた積み木の基尺を選ぶ基準は3つあります!

  1. 他の商品と組み合わせて長く遊べるか?
  2. 親が遊んでいて楽しいか?
  3. おさいふ・スペースに適した商品か?

では、一つずつ見ていきましょう。

 

幅広い商品と組み合わせて遊べるか?

 

おもちゃを選ぶポイントにもっとも大切なのは、「長く遊べるか」ということではないでしょうか?

積み木はとてもシンプルなので、工夫次第でとても長く遊べるおもちゃです。

 

数年後に他の商品を追加で購入することによって、遊び方が広がることもあります。

 

たとえば、ネフ社は2.5cm基尺とその倍の5cm基尺の商品を展開しています。

2.5cmと5cmは組み合わせて遊ぶのに最適!

 

幼い頃は、5cm基尺のものを買って、大きくなってから2.5cm基尺の高度なものを揃えると、より創造性の高い遊びが展開できます。

 

同じく、3cmと4.5cmのものも組み合わせやすいです。

もちろん、違う会社の商品でも、基尺の相性がよければ組み合わせて遊べます^^

 

積み木と一緒に合わせたい『ビー玉転がし』!

 

積み木にぜひ組み合わせたいおもちゃの代表に『ビー玉転がし』があります。

こんな風に、溝のある積み木を組み合わせることによって、ビー玉の道をつくり、おうちでピタゴラスイッチできちゃうのです。

 

これがまたすんごく魅力的。

 

5cm基尺の積み木を買ったのであれば、同じく5cm基尺のキュボロやクゴリーノと組み合わせることができます。

 

キュボロ↓

 

クゴリーノ↓

4cm基尺の積み木ならば、スカリーノやクーゲルバーンとぜひぜひ組み合わせたいですね!

 

スカリーノ↓

 

組み立てクーゲルバーン↓

 

もう考えただけで楽しい。積み木を買うなら、将来的には、ぜひビー玉転がしをしたい!

なぎさ

親が遊んでいて楽しいか?

 

「親が遊んでいて楽しいか」ってとこは超大事なポイントの一つです。

 

例えばネフ社のネフスピールはとてもカラフルで可愛いし創造性も育まれそうな感じ。

 

ネフスピール↓

ネフスピール単体で高度な遊びをしようとすると、バランス系の遊びになってしまうんですが、親は積み木をバランスよく組み立てるのがかなり苦手なんですね。

 

1、2歳の時期ってどうしても親が相手をしてあげないといけないし、どうせなら親も楽しめるおもちゃがいい。

 

個人的には、直方体オンリーのレンガの形がたっぷり入った積み木セットが大好きです。

 

レンガ積み木がいっぱい!!!

 

ままごとが大好きな娘のために、お人形の家やお城なんかも作っています。

 

娘のリクエストに合わせて「今日のおうちはどんなインテリアにしようかな?」と考えるのも楽しいんです^^

 

おさいふ事情とスペースに適した商品か?

 

理想はあれど、おさいふには限界があります。

 

木のおもちゃ、めっちゃ高いです。

 

いくら知育玩具には財布のひもがゆるくなるといえ、手が出ない商品やゆっくりでないと揃えられない商品もあります。

 

同じメーカーの積み木であれば小さいものがやはり安価

 

5cmよりは4cm。4.5cmよりは3cmがやっぱりお手頃。

同じ形の同じ基尺のものでも、メーカーや木の材質によっても価格が変わってきます。

 

そして、やっぱり基尺が大きいほどスペースをとってしまうんですよね。

遊ぶスペースもしかり、収納スペースもしかり。

1cmと言えども、数をしっかり揃えるとなると大きな差になってきます。

(理想の積み木の量は、年齢×100個!)

 

わたしは4cm基尺の積み木を選びました!

img_4108

娘が1歳9ヶ月のときに初めてプレゼントしたのは4cm基尺の積み木。

 

理由は以下の3つ。

  • 1歳後半〜小学校高学年まで長く楽しめそう
  • 4cmは商品展開が多く、安価な積み木もある
  • とにかくビー玉転がしがしたい!

1歳後半〜小学校高学年まで長く楽しめそう

 

当初は5cm基尺の白木の積み木を買って、ネフ社の積み木と組み合わせるのも楽しいかな〜と思ったのですが、「年齢が上がってくると、小さい積み木の方が楽しい」というレビューを見て、うんうん悩みました。

 

実際に店頭で触ってみると、4cm基尺は1歳後半でも扱いやすい大きさだと感じました。

 

5cm基尺も1歳児に扱いやすいサイズですが、大人のわたしには見た目も持った感じもやはり「大きい」という印象でした。

 

4cmは商品展開が多く、安価な積み木もある

 

童具館の積み木(3cm、4.5cm基尺)は素晴らしいけど、うちにはちょっと手がでない(高価すぎる)。

数を揃えたいと思ったら、やはりコストを抑えたいとの考えもありました。

 

わたしが最初に購入したHABA社(4cm)の積み木は、積み木の中でも比較的安価な方だと思います。

さらに、5cm基尺はコストがかかる上に、スペースの問題もありました!

(転勤族に5cmはちょいきついかもなぁという思いが、、、。)

 

とにかくビー玉転がしがしたい!

 

とりあえず、ビー玉転がしがしたかった。

これにつきます。

 

スカリーノやクーゲルバーンと4cm基尺の積み木を合わせてピタゴラスイッチするのが今の夢です。

 

さいごに

 

今回は、積み木の基尺というニッチなテーマに関して語ってみました。

 

我が家は4cm基尺の積み木を選びましたが、どの基尺も絶対に楽しく長く遊んでもらえると思います。

 

わたしも、できることなら全部ほしいぃぃぃぃ!!!

なぎさ

 

他の基尺で揃えている方も、いつも「うらやましい!」と思いながら、Instagramを眺めてます^^

『基尺』についてはすごく迷ってしまいますが、楽しく積み木を選びましょうね!

 

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