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手先の感覚統合を促すおもちゃ!『たっちゃんげす(touch & guess)』とは?

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0歳児、2歳児、4歳児の3児の母。臨床心理士とWebコンサルタントの2足のわらじ。「自然に学べる環境づくり」について勉強中。教育・発達・おもちゃ分野でのWeb集客やライティングのお仕事をお受けしています。
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エド・インター社から発売されている「touch & guess」

 

箱の中に手を入れて、中に入っているブロックの形を当てる手探り遊びのおもちゃです。

 

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エド・インター
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たっちゃんげすでは、

 

  • 手先の器用さ
  • 子供の発達に必要な「感覚統合」の力
  • 図形のイメージ力

 

などが身につきます。2002年のグッドトイにも選出された、1歳ごろから様々な遊びができる良質なおもちゃです。

 

子供の発達に必要な感覚統合の力とは何か?たっちゃんげすはどんな知育効果があるか?分かりやすく説明していきます。

なぎさ

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感覚統合とは?

 

人の感覚には、

  • 触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚の五感
  • 固有受容覚(筋肉や関節で感じる感覚)
  • 前庭覚(身体の傾き・スピードを感じる感覚)

の7つの感覚があります。

 

普段の生活の中で、これらの感覚は脳によって自然と分類・整理されており、どの感覚に優先的に注意を向けるべきかを判別してくれます。これを「感覚統合」といいます。

 

たっちゃんげすは、触覚面の感覚統合に働きかけるおもちゃ

今回紹介するたっちゃんげすは、感覚統合の中でも、触覚に働きかけるおもちゃです。

 

人の触覚は本能的な触覚機能である「原始系」と知的な情報処理をする「識別系」に分かれています。識別系が弱いと、原始系が暴走してしまい、本能的な行動をもたらしてしまいます。

 

  • 歯磨き、耳かき、爪切りなどの生活面の拒否
  • 身に付けるものや素材へのこだわり
  • 触られるのを嫌がる

 

このようなお子さんの行動で困り感を感じる保護者さんもいらっしゃいますが、これは、原始系が優位な状態だとも考えられます。

 

この対処法としては、識別系の働きを活性化し、原始系にブレーキをかけることが挙げられます。普段の遊びや関わりによって、子供の苦痛を和らげ、識別系の発達を促すことができるんです。

 

今回紹介する「たっちゃんげす」は、指先に働きかけ、識別系のネットワークの発達を促すおもちゃです。

 

ゲーム形式でワクワクしながら、楽しく触覚の感覚統合を促していきます。

なぎさ

『たっちゃんげす』は、どんなおもちゃ?

箱の側面から両手を入れて感覚遊びを楽しむおもちゃ

 

たっちゃんげすで最も特徴的なのは、箱の仕組みです。

 

箱の側面に手を入れるための穴がついており、中に入っているブロックの形を手で確かめることができます。

 

両手を入れることができるので、片手でブロックを掴んだ時よりも、形を確認しやすいです。袋にものを入れて何が入っているかを当てる「手探り遊び」の場合は、片手しか入れることができないものも多く、少し難易度が上がってしまいますよね。

 

たっちゃんげすで、ゲーム形式で本格的に遊べるのは3才くらいからでしょうか?それまでは、木製ブロックで型はめをしたり、ごっこ遊びなどを楽しむことができます。

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たっちゃんげすの遊び方

 

たっちゃんげすでは、

  • 手探り遊び
  • 型はめ
  • 分類遊び
  • ごっこ遊び
  • くじ引き

など、さまざまな遊びをすることができます。

 

手探り遊び

 

箱の中に手を入れ、指先の感覚に集中する手探り遊びができます。

 

  • プレートの形を見ながら、同じ形のブロックを取り出す
  • プレートとブロックを両方箱の中に入れ、同じ形のものを見つけて取り出す

 

プレートと同じ形のブロックがあることで、いろんな形式で手探りゲームが楽しめます。

 

型はめ

 

種類は全部で16種類。1歳ごろから、プレートとブロックの形を合わせて、型はめ遊びをすることができます。

 

分類遊び

 

「動物を集めよう!」「形を集めよう!」など、分類遊びをしても楽しそう。

同じ色のパーツが2つずつあるので、色ごとに分類することもできますね。

 

ごっこあそび

 

木製ブロックの種類が豊富で、子供に親しみのある形を題材にしているため、ごっこ遊びを楽しむこともできます。積み木やブロックと一緒に遊ぶと、遊びの幅が広がりますね。

 

くじ引きゲーム

 

付属の木製ブロックと箱の側面にある穴をつかって、くじ引きをするのも楽しい。

 

1歳ごろ〜就学前まで、幅広い遊び方ができますね!

なぎさ

 

ここがいい!たっちゃんげすの特徴!

発達のレベルによって、難易度を調節できる

たっちゃんげすでは、複雑さの違う木製パーツが入っています。

 

レベルは4段階程度に分けることができ、

 

レベル1:丸・三角・四角・半円

レベル2:ハート・星・台形・正六角形

レベル3:木・花・家・鳥

レベル4:犬・猫・人・車

 

など、だんだんと複雑な形になっていきます。

 

丸や三角などの基本の形から初めて、徐々に複雑な形へと移行するなど、子供の発達レベルに応じて、ゲームの難易度を変えることができます。

 

型はめとしても優秀なおもちゃ

 

たっちゃんげすは、型はめとしてもかなり優秀です。木製プレートが一つ一つ独立しているのが魅力的。プレートが独立していると、型はめの難易度が調整しやすいので、よりお子さんの発達にあった遊び方ができます。

 

おもちゃの中には、10種類以上の型がついている型はめ玩具もありますが、目に入る刺激の量が多すぎて、なかなか集中できないお子さんもいます。

一方、たっちゃんげすは、「丸1個」という最も難易度の低い状態から型はめに挑戦できるので、より低年齢から型はめ遊びを楽しめます。

 

 

1個の型はめが成功したら、2個、3個と型をどんどん増やしていきます。

  • 今どのレベルまで型はめができるのか?
  • どんなところに難しさを感じているのか?

など、発達レベルも把握しやすいし、子供自身も飽きずに楽しめます。

 

 

我が家の息子も、自分で好きなように木製プレートを並べて、型はめ遊びを楽しんでいました。

 

 

たっちゃんげすでどんな力が鍛えられる?

感覚統合を促す・指先の微細運動を鍛える

 

たっちゃんげすでは、指先の感覚に集中することで、感覚統合の力を伸ばしていきます。指先の訓練は、やり方によっては「作業」になってしまうこともありますが、ゲーム形式で楽しみながら手先の器用さを伸ばしていけます。

 

  • ボタンの留め外し・お箸の持ち方などの日常生活に困る
  • 糊づけやはさみなどの工作が苦手

 

などのお子さんにもおすすめです!

 

イメージする力を鍛える

 

頭の中でイメージした形を、手の感覚で確かめるトレーニングができます。

また、「どんな形かな?」と子供に聞くことによって、触覚から感じたイメージを言葉にする練習をすることもできます。

普段の生活の中で、イメージを言葉にする機会ってなかなかないですよね…!たっちゃんげすを使って、ゲーム形式で言葉の表現力を高めていくのも楽しいですね!

 

図形認識力を高める

 

触って形を理解するのは、目で見るときよりも難しいです。手先の感覚をより研ぎ澄ませることによって、形の特徴をより正確に捉えることができます。

 

まとめ

 

今回は、『たっちゃんげす』をご紹介しました。

 

子供の触覚に働きかけて、ゲーム形式で楽しく感覚統合を促していけます。1歳の頃から型はめ、子供が大きくなるとくじ引き遊びなど、使い方もいろいろで長く楽しめるおもちゃです。

 

価格も手頃なので、ぜひ手にとってみてください^^

 

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