知育におすすめ!カードゲーム『虹色のへび』とは?ルールや遊び方は?
幼稚園や療育の現場でも用いられることのある、『虹色のへび』。頭からしっぽまでつなげてへびを完成させた人が、そのカードを全てもらえるというというゲーム。カードをたくさんもらえると満足感があります。運の要素も強く、小さい子でも勝つチャンスがあるので、幅広い年齢層で楽しめるゲームです。
我が家では、娘が4歳のときに導入し、週末のたびに遊んでいます!ルールが単純でわかりやすく、お子さんの初めてのカードゲームにもぴったり。2013年のグッドトイにも選ばれました!
今回は、
- 虹色のへびの対象年齢やおすすめの人数
- 虹色のへびで身につく力
- ルールと遊び方のこつ
15分ほどで遊べるので、気軽にゲームを取り入れたい方におすすめです!
なぎさ
知育に最適のカードゲーム『虹色のへび』とは?
虹色のへびは、山札の中から交代でカードを引いていき、下のように一つのへび(あたま・おなか・しっぽ)を完成させるゲームです。
虹色のへびのルールは簡単。下のように、同じ色が出れば、からだをつなげることができます。
へびの頭からしっぽまで完成させると、完成したへびのカードが全てもらえます。山札がなくなったとき、一番最後にカードを多く持っていた人が勝ちです。
対象年齢・人数・所要時間は?
対象年齢は3歳から。ルールを守って遊べるのは3歳頃からですが、2歳くらいのお子さんでも、パズルのようにへびの身体をつなげてみるなど、簡単な遊び方で楽しむことができます。
2人からでも遊べるため、親子二人で楽しくゲームできるのも魅力的です。運の要素も強いため、年齢差があっても一緒に楽しく遊ぶことができます。
激しいゲームではなく、興奮もしにくいので、我が家では寝る前に遊んだりもします。
なぎさ
対象年齢 | 3歳〜 |
人数 | 2〜5人 |
所要時間 | 15分程度 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
おすすめ | 少しじっくり遊びたいとき |
カードゲーム『虹色のへび』では、どんな力が伸びる?
視点を切り替えられる力が身につく
虹色のへびは、場に出ているヘビを注意深く見ておかないと、上手に身体をつなげることができないゲームです。
場に何体も未完成のヘビが出ていることもあります。全体を見渡しながら、「どのヘビにつなげるのが一番いいのか」自分のカードの置き場所を考える必要もあります。
自分の引いたカードを場のへびにうまくつなげることができれば、長いヘビをつくることができ、逆転できることも多いのです。
なぎさ
集団参加の力がつく
虹色のへびは、戦略による勝敗がつきにくいので、みんなが楽しく遊ぶことができ、集団参加へのきっかけづくりに最適です。
「自分がへびを完成させたら、自分がカードをもらう」「相手がへびを完成させたら、相手がカードをもらう」のように、ルールの理解も簡単です。「カードをもらえる」という感覚も、子供にとってはとても喜びの大きいもので、ゲームに参加する意欲も高まります。
集団参加が難しいお子さんでも、ゲームを始める前に大人が1対1でルールの説明をしてあげたり、集団の場で適切にサポートしてあげると、より楽しく集団参加ができるようになります。
『色の概念』が身につく
虹色のへびは、様々な色のへびの身体が用意されており、「同じ色をつないでいく」というルールのため、色の概念を身につけることができます。
集団の中で、ルールを守ってゲームに参加するには、
- 「これは何色?」という質問に正しく答えることができる
- 同じ色を合致させることができる
など、『色の概念』を身につけておくことが前提です。
しかし、『色の概念』が身についていないお子さんであれば、大人と2人で「本来のルールとは関係なく遊ぶ」のもおすすめ。
へびの身体をパズルのようにつなげていきながら、楽しく色への認識を高めることができます。
なぎさ
虹色のへびのルールと遊び方
ここからは、虹色のへびの遊び方について、詳しく説明します。
まず、最初の人は、山札から1枚カードを引き、表にして出します。
次の人も、山札からカードを引き、もともと場に出ていたへびと色がつながらない場合は、別の場所に置きます。
自分のひいたカードに、場に出ているへびと同じ色の部分があると、下のようにつなげることができます。
交代でカードを引いていき、下の画像のように、ヘビをどんどんつなげていきます。
頭からしっぽまで、そろえることができたら、そのカードを全てもらうことができます。
山札がなくなるまでに、たくさんカードを集めた人が勝ちです。
特別な虹色カラーのへび
虹色のカラーをしたへびは、どの色にでもつなげることができます。虹色のカラーは、枚数が少ないため、カードを引けた人はラッキーです!
ゲームのアクセントになる特別なカードです。
なぎさ
虹色のへびをつかって『色の認識』を高める
色がまだ正確に答えられないお子さんでも、虹色のへびで楽しく遊びながら、色への認識を高めることができます。
ゲームなのでルールはありますが、「必ずルール通り遊ばなくてはいけない!」ということはありません。お子さんと1対1で遊べるときは、自由にカードを触らせてみるといろんな発見があるかもしれません。
簡単な色遊び
我が家の息子は、まだ「これは何色?」と聞いても正確に答えられないのですが、こんな風にカードをじっくり並べて楽しんでいました。
色には正確に答えられない息子ですが、「色遊び」ができていますね。
パズルのようにつなげる
色はデタラメですが、へびの身体をよく見て、パズルのように形を合わせています。
色と色とをつなげる
「黄緑と黄緑を合わせたらつながるね」など見せてみたら、その後、色を合わせてつなげることもできました。
難易度の高いつなげ方
へびの身体をつなげると、カードが横に揃わずに、上下になるパターン。これは、ちょっと難易度が高いようでした。息子は、カードの端と端をきれいに揃えたくなっちゃうタイプなんですね。
さいごに
虹色のへびは、ルールが単純でわかりやすいため、広い年齢層で楽しむことができます。
我が家のおばあちゃんも「認知症予防になる!」と言って楽しんでいました!
運の要素も強めですが、全体をよく見て適切な場所にカードを置くことによって、勝利の可能性は高くなります。
家庭に一つ『虹色のへび』を置いておくと楽しいかもしれませんね^^
なぎさ